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聖書の学び メッセージ > 聖書の学び
聖書の学び
Title
   第1課「賢く生きよう」  
Speaker
   堂会長 イ・ジェロク 牧師
Bible
   
Date
   2014-05-09


読むみことば: ヤコブ3:17_18
覚えるみことば: ルカ6:45
参考にするみことば: 箴言3:14_18、11:30
教育目標: 心が聖められて上からの知恵をいただき、良い実を豊かに結ぶ聖徒になるようにする。

私たちが世で生きていきながら、自分の力では解決できない難しい問題に直面する時があります。自分の力では足りないので、専門家や賢い人に助言を求めて答えを得ようとします。個人でもこのように知恵が切に要求されるのに、まして大小の団体の指導者ならば、言うまでもないことです。したがって、人の成功と失敗は良い知恵がどれほどあるかによって左右されると言えます。



1. 知恵の貴重性

辞典では「知恵」を「物事の道理を判断し処理していく心の働き。物事の筋道を立て、計画し、正しく処理していく能力。」と定義しています。しかし、神が言われる知恵は積んだ知識を活用することです。
人の脳細胞には記憶装置があって、私たちが見て聞いて経験したことを記憶する役割をしています。生まれたばかりの赤ちゃんは見て聞いたものがないので、記憶装置に何の知識も入っていません。育ちながら親や兄弟、先生、周りの人々から多くのことを見て聞いて学んで知識を積み上げていくのです。
このような知識をよく活用することがまさに知恵です。そして、知識をどれほどよく活用するかによって、対人関係や事をわきまえて処理する能力が優れるのです。一方、知恵が欠けていれば、うまくいくことも間違って難しくさせます。したがって、知恵は個人だけでなく、家庭や社会、国でもまことに大切です。知恵があるかないかによって人の生死がかかったり、国の存廃にも影響を及ぼしたりするからです。
それで、[箴言3:14_18]では知恵の貴重性を強調しています。「それの儲けは銀の儲けにまさり、その収穫は黄金にまさるからだ。知恵は真珠よりも尊く、あなたの望むどんなものも、これとは比べられない。・・・・・・知恵は、これを堅く握る者にはいのちの木である。これをつかんでいる者は幸いである。」とあります。



2. 善の知恵と悪の知恵

知恵だからといって全部が良いのではありません。良い人の心からは良い知恵が出てきて、悪い人の心からは悪い知恵が出てくるからです。良い知恵があれば、国が太平で、家庭が和やかで、人々を安らかで幸せにさせます。一方、悪い知恵は自分の利益を求めて策略をめぐらすので、結局事が空に帰したりつぶれたりして、死を免れないのです。
ダビデの議官アヒトフェルだけを見てもわかります。ダビデの息子アブシャロムが反逆したとき、彼は自分の利益を求めてダビデを裏切ってしまいます。長い間ダビデの手足として一緒だったので、ダビデの弱点を誰よりもよく知っていて、ダビデを苦境に陥れる方法も見通していました。それで、アブシャロムに、自分が直接戦士を率いて今ダビデを襲ったら、きっと勝利すると言います。
ところが、アブシャロムはアヒトフェルのはかりごとよりダビデの忠臣フシャイのはかりごとを採択します。アヒトフェルの進言する助言は人が神のことばを伺って得ることばのようでしたが、神が悪人の知恵を打ち壊されると、アブシャロムは彼のはかりごとを採択しなかったのです。
フシャイはダビデに命じられてアブシャロムを支持するふりをしながら、アヒトフェルのはかりごとを打ち壊して自分のはかりごとを受け入れるようにし、大きい功績を立てます。このように神が良い人の手を上げてくださると、悪い者がいくら優れたはかりごとを授けも、空に帰したのです(第二サムエル17:14)。
アヒトフェルは自分のはかりごとが行われないのを見ると、アブシャロムの敗北を直感し、自分の町の家に帰って行き、首をくくって死んでしまいます。結局アブシャロムは惨敗して、ヨアブ将軍によって殺されます。
これと違って、良い知恵があった遊女ラハブはどうでしょうか? ラハブはエリコを偵察しに来たふたりが危険にさらされていたとき、自分の家に隠して助けました。ラハブは神が施された大きくて驚くべき神の力を聞いて信じたので、偵察しに来た人たちを助ける良い知恵を授けることができました。これによって、エリコが滅ぼされるとき、彼女と一緒だった家族みなが救われたのです。このように良い知恵を追い求めば、いのちを救って祝福が臨むのです。
イエス様も、人々を教えられるとき、善の知恵をもってなさいました。相手の心を刺すのではなく、自分で悟って変えられるように導かれたのです。悪い人は悪い知恵が出てくるので、相手の心を刺して恥ずかしくさせて無視します。しかし、イエス様は自分を試みようとする人々にも、彼らの感情を損なわないながらも、自分で恥を感じてそれ以上試みないように悟らせてくださいました(ヨハネ8章)。これが善の中から出てくる知恵なのです。
ソロモンも、神の知恵で判決の真髄を見せた有名な裁判のエピソードがあります。第一列王記3章に、ある子どもをおいて、互いに自分が母親だと主張する事件が記されています。彼らはほぼ同じ時期に子どもを産みましたが、ひとりの女が過って自分の子の上に伏して寝て、死んでしまいます。彼女は他の女が眠っている間に、自分の死んだ子どもと取替えておきます。目覚めた女はびっくりして子どもを見ると、自分の子どもではありませんでした。
互いに自分の子どもだと言い合っている女たちに向かって、ソロモンは恐ろしい提案をします。子どもを剣で二つに断ち切って、半分ずつ持ちなさいということでした。本当の母親なら、子どもをただ死ぬようにしておかないはずだからです。すると本当の母親は胸が熱くなり、どうか殺さないでくださいと懇請します。これによって本物とにせ物が明らかにされました。
このように神の良い知恵があれば、人々の悔しさを晴らして汚名をそそいであげ、悪い者の策略を打ち壊して、善が悪に勝つようにします。また、人々が神の知恵を恐れて震え、屈服するようにさせます。



3. 良い知恵をいただくには

心に悪がなくて聖められれば、良い方法論が出てきます。「良い人は、その心の良い倉から良い物を出し、悪い人は、悪い倉から悪い物を出します。」(ルカ6:45)とあるように、良い心からは良い思いが出るので、方法論も良いのです。
ある人々は事がもつれたとき、はかりごとを巡らしていろいろな方法を動員してみます。しかし、悪い心から出るはかりごとと方法論は必ず悪い結果をもたらします。悪はどんな悪でも避けて聖められた時でこそ、良い知恵が出てきます。心に悪がなければ、良い思いと言葉を出し、行動も良いのです。このような言葉と行動、はかりごとが知恵と兼ね備わって、神がすべてのことを働かせて益としてくださるので、良い結果をもたらすのです。
たとえば、自分に大きい害を及ぼした人が助けを求めに来たとします。この時、心に悪がある人は彼を悪い人だとののしって、門前払いをくわせたりもします。しかし、悪のない良い人は、罪は憎いがその人を憐れんで、何としてでも立ち返られるように愛をもって励まします。彼の心を刺してやりこめるよりは、彼が変えられて新しく生まれた人になれるように助ける、良い知恵を用いるのです。
追い詰められたねずみが猫をかむように、窮地に追い込まれた人を問い詰めて悪を指摘すれば、さらに悪を現すものです。ですから、これ以上悪が動かないように、良い言葉と行いで彼を感動させて悟らせる、良い知恵が必要なのです。
[ヤコブ3:17_18]に「しかし、上からの知恵は、第一に純真であり、次に平和、寛容、温順であり、また、あわれみと良い実とに満ち、えこひいきがなく、見せかけのないものです。義の実を結ばせる種は、平和をつくる人によって平和のうちに蒔かれます。」とあります。聖められた心になれば、天から知恵が授けられるということです。
聖められた心になれば、知恵をいただく方法論を神に求めなければなりません。続けてさらに次元が高い知恵も学んで、活用していかなければなりません。
たとえば、「1+1=2」というものを学んで知っているなら、次にそのような問題が出てくれば、簡単に解けます。しかし、「1+1=2」というものを知っているからといって、かけ算と割り算も得意なのではありません。そのような分野を学んでこそ、他の問題が解けるのです。
聖書に出てくる昔の信仰の人々の知恵を学んで、生き方に適用するのも知恵です。それぞれの出来事に対する知恵をよく学んで糧とすれば、似たことがやって来たとき、御霊が思い起こさせてくださり、どんな困難も賢く勝ち抜けるのです。



* まとめと適用

1. (   )の中にふさわしい単語を入れてください。
「しかし、上からの知恵は、第一に(   )であり、次に平和、(   )、温順であり、また、あわれみと(   )とに満ち、えこひいきがなく、見せかけのないものです。義の実を結ばせる種は、平和をつくる人によって(   )のうちに蒔かれます。」(ヤコブ3:17_18)

2. [ルカ6:45]のみことばを覚えて書いてください。

____________________________________________________________________________

3. 「知恵の欠けた人がいるなら、とがめることなくお与えになる神に願いなさい。」という聖句は聖書のどこにあるでしょうか?
①ヤコブ1:12 ②ヤコブ3:17 ③ヤコブ4:17 ④ヤコブ1:5



* 今週の課題

アブラハムは信仰によって神様に義と認められましたが、どうしてでしょうか? 次回までに創世記22章を読んで考えてきましょう。



* 「人物」を知って力にしましょう!

「フシャイ」
優れた知恵で戦争を勝利に導いた人材中の人材だ。アヒトフェルのはかりごとは人が神のことばを伺って得た知恵のようであるほど一寸の誤差もなかったが、これを打ち壊した。ダビデはアブシャロムが反逆すると、フシャイにアブシャロムの肩を持って彼の策略を無にするようにさせる。アブシャロムの議官であるアヒトフェルが戦士一万二千人を選んで直ちにダビデのあとを襲おうと提案したとき、フシャイは肝を冷やす。するとフシャイはダビデが戦いに慣れているのですでに穴に隠れているだろうから、全イスラエルの民を集めて戦いに出ようとアブシャロムに提案する。アブシャロムはフシャイのはかりごとに従う。決戦の日にダビデの軍隊はアブシャロムの軍隊を撃破し、アブシャロムは逃げているうちに頭が樫の木に引っ掛かって、ヨアブ将軍によって死ぬようになる。

 
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