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ニュース > フォーカス
| 万民ニュース   第 114 号 | HIT 9104 | DATE 2012-04-22
 
[特集] 私たちの救い主イエス様の御足の跡を追って



Ⅰ.ベツレヘム Ⅱ.エジプト・ナザレ III.ガリラヤ湖  Ⅳ.エルサレム


1982年の教会開拓の時から、イ・ジェロク牧師はイスラエルを目ざめさせるために祈りで備えてきた。2004年に最後の聖地巡礼をしながら具体的に祈ってついに2007年7月23日から2009年9月7日まで、イスラエル全域を回りながら3年間の宣教旅行を実行した。その最終日の二日間、「神は偉大なり」というテーマでイ・ジェロク牧師招へいイスラエル連合聖会が開催された。

歴史的な聖会から今年で3年。私たちの救い主であるイエス様の御足の跡を追ってみる。



イエス様の息吹きが感じられるガリラヤ湖

エルサレムから約70km北にあるガリラヤ湖は全国に水を供給するイスラエルの大切な水源である。ヘルモン山の南麓バニアスに源を発した地下水は、南に流れてガリラヤ湖を形成し、さらにヨルダン川になる。ガリラヤ湖は長さが21kmに達するほど広いので、「ガリラヤの海」とも呼ぶ。
この湖は古代イスラエル人が楽しんでひいた竪琴のような形をしている。小さいハープのようなこの楽器をヘブライ語で「キノル」と呼ぶ。湖の形が「キノル」と似ているので、旧約時代には「キネレテの海(湖)」(民数記34:11;ヨシュア記13:27)、新約時代には「ゲネサレ湖」(ルカ5:1)と言った。また、西暦17年ヘロデ大王の息子ヘロデ・アンティパスがガリラヤ地方にティベリアスという大きい都市を建設した。新約聖書に「ガリラヤ湖」「テベリヤの湖」(ヨハネ6:1,21:1)などいろいろな名前で登場するのはこのためである。ガリラヤ湖は森が茂った丘と肥沃な平野で形成されたガリラヤ地域にあって、イエス様の公生涯のうち初期の働きの中心地でもある。四福音書に記されているとおり、イエス様はガリラヤ湖畔で弟子たちを召され、福音を伝えて数多くの不思議としるしを施された。暴風がよく起こるガリラヤ湖を行き来されたイエス様は風と波を静め、水の上を歩いたりもされた。





ガリラヤ湖でイエス様当時の木の船を再現した船に乗った聖地巡礼チーム


山上の垂訓(八つの幸い)教会、ペテロ首位権教会、パンと魚の奇跡教会

山上の垂訓教会はイエス様が八つの幸いについて説教されたことを記念して建てた教会だ。マタイの福音書5-7章とルカ6章に登場する場所が、若干の差はあるが、ガリラヤ湖畔の丘という点では一致する。この教会の屋根は八種類の幸いを象徴し、八角形の構造になっている。聖殿内部の八つのガラス窓には、ラテン語で八つの幸いの内容が記されている。
ペテロ首位権教会は、十字架につけられたイエス様がよみがえった後、ペテロに再び現れたとき、地上の権限である首位権を任せたと伝えられた場所に建てた教会だ(ヨハネ21:1-18)。教会の庭には、イエス様がペテロに語っておられる銅像がある。教会内部の床には大きい岩が置かれているが、これを「キリストの食卓」と言う。この岩でイエス様が魚を焼いて召し上がりながら、ペテロと話をされたと伝えられている。
パンと魚の奇跡教会は、イエス様が寂しい所でパン五つと魚二匹で五千人を食べさせられた「五つのパンと二匹の魚の奇跡(マルコ6:38-44)」を記念して建てられた。魚とパンの形が床にモザイクで描かれていて、その前にある岩は、イエス様がパンと魚を置いて祝福された所だと伝えられている。





山上の垂訓教会





ペテロ首位権教会





パンと魚の奇跡教会


神のさばきにより廃虚になったカペナウム、ベツダイダ、コラジン

イエス様は公生涯の初期に、ガリラヤ湖の西北にあるカペナウムを根拠地として働かれた。それでカペナウムは「自分の町(マタイ9:1)」とも呼ばれた。ここにはローマ軍が駐留していたが、イエス様はここに務めていた百人隊長の信仰をほめられ、そのしもべの病気をいやしてくださった(マタイ8:5-13;ルカ7:1-10)。
カペナウムのシナゴーグはガリラヤで最も大きい二階建てのユダヤ教の会堂で、1階は男性、2階は女性礼拝所と男女が分けられている。ここでイエス様は福音を伝えて多くのしるしを行われたが、カペナウムの人々は悔い改めなかった。それで、マタイの福音書11章で「カペナウム。どうしておまえが天に上げられることがありえよう。ハデスに落とされるのだ。おまえの中でなされた力あるわざが、もしもソドムでなされたのだったら、ソドムはきょうまで残っていたことだろう。しかし、そのソドムの地のほうが、おまえたちに言うが、さばきの日には、まだおまえよりは罰が軽いのだ。」と責められた。
ガリラヤ湖の東側にあるベツダイダも、イエス様は五つのパンと二匹の魚の奇蹟を施され(ルカ9:10)、目の見えない人をいやされた(マルコ8:22)。カペナウムの北側にあるコラジンも、イエス様が福音を伝えていろいろな奇蹟を行われたのに、信じないので「ああコラジン。ああベツサイダ。」と嘆かれ、ベツサイダとともに責められた(マタイ11:20-24;ルカ10:13-15)。
神のさばきによってカペナウム、ベツダイダ、コラジンはみな廃虚になったが、イスラエルに向けられた神の愛はやまなかった。ついに福音宣教が禁止されているイスラエルの地にも大胆にイエス・キリストを宣べ伝え、炎のような聖霊のみわざを現すようになったのである。





聖書には、人につまずきを与えるなら、石臼を首にゆわえつけられて、海に投げ込まれたほうがましだと記されている(ルカ17:2)。






カペナウムのシナゴーグ





ベツダイダ





コラジン遺跡


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