罪と悪がはびこった終わりの時に、聖徒が信仰によって勝利できるように、愛なる神はこの地上でも天国の美しさと幸せを感じられるように霊的な体験を下さる。その体験のうち三つの証しを聞いてみよう。


「世の中にこんな虹があるとは！」

「その方は、碧玉や赤めのうのように見え、その御座の回りには、緑玉のように見える虹があった。」 (黙示録4:3)




キム・セレム姉妹(29歳、ムアン万民教会)

1998年5月15日、万民中央教会で多くの聖徒が聖殿に集まって神様が喜ばれる礼拝をささげていましたが、教会の上空に太陽の周りを囲んだ丸い虹がかかりました。それ以後、神様が喜ばれる行事や宣教が行われている現場には、不思議で珍しい虹が数えきれないほど現れたのです。

2011年1月19日、私は神様の恵みによって太陽を中心にした丸い虹と、その上に両側からダイヤモンドをはめ込んだように鷲の翼のような虹が重なっていて、その上に半円の虹と扇の形の虹が一つになった複合的な形の虹を撮影することができました(写真)。




その日の朝、父キム・ミョンスル牧師(ムアン万民教会担任)が驚いた様子で家に走って帰って来て「空でものすごいことが起きた！」と気ぜわしげに言いました。私はすぐ飛び出して空を見ましたが、生まれて初めて見る光景にとても驚きました。あたふたとカメラを担いで、ムアンの甘い水の泉の丘に走って行きました。

虹がものすごく大きくて魚眼レンズにも入り難くいから、地面に横になって写真を撮りました。初めは丸い虹に左右対称の虹でしたが、時間が経つにつれて形がいろいろに変わりました。一緒にいた聖徒の皆さんと歓声をあげ、撮影している間中、感謝と感嘆の連発でした。父なる神様の栄光と威厳が感じられて、全身に戦慄が走りました。

このような神様のしるしをカメラに収めると、神様の愛を感じて感動が押し寄せてきて、霊の世界があることが実感できるので天国への希望が加えられて、霊の信仰も成長しました。神秘的な霊の世界を知るように、直接目で見られるように、牧者に現われる神の力を通して働かれた神様に、すべての感謝と栄光をお帰しします。


「美しいオーロラの光で心に感謝と喜びがあふれています」

「その方の回りにある輝きのさまは、雨の日の雲の間にある虹のようであり、それは【主】の栄光のように見えた。」 (エゼキエル1:28)




キム・オクチュ勧士(55歳、2大大11教区)

主人の海外勤務で私は長い間離れて暮らさなければならなかったのですが、よく気のきく息子がいて、ずいぶんと頼っていました。そのうちに息子が軍隊に行くようになると、私は会いたくて寂しくて我慢できず、涙で過ごして祈る力さえ失ってしました。次第に祈りながら力が与えられましたが、相変わらず寂しい心は満たされませんでした。

そのうち2011年5月20日、神様は万民の聖徒たちに霊の空間から出て来る神様の初めの光を感じられるようにしてくださいました。携帯で撮影すると、いろいろな形のオーロラの光が撮れました。天国を連想できる光が魚や果物、花などの形に撮れました。

神様は私にも天使の形と、天国のりんごを連想するようにりんごの形が撮れる恵みを下さいました。ある日は十字架を撮りましたが、イエス様の形がとてもはっきり現れました(写真)。




それ以後、私の心には神様の恵みと愛が新たに臨み始めました。寂しい心が一瞬にしてなくなって、喜びと感謝があふれるので信仰と希望が加えられました。神秘的で美しいオーロラの光で慰めてくださり、天国への希望で満たされるようになさった主に感謝します。ハレルヤ！


「天国と地獄、霊の分離を通してさらに確信しました」

「私はキリストにあるひとりの人を知っています。この人は十四年前に──肉体のままであったか、私は知りません。肉体を離れてであったか、それも知りません。神はご存じです、──第三の天にまで引き上げられました。」 (第二コリント12:2)




キム・ファンサン執事(57歳、1大大9教区)

2013年5月25日、金曜徹夜礼拝2部の時、私は驚くべき体験をしました。その日は堂会長イ・ジェロク牧師先生の祈りで、聖められた主のしもべと働き人8人が一か所で霊が分離して、天国の各場所、地獄とよみを見てきて証しする時間がありました(写真)。




聖書にも、使徒パウロのからだから霊が分離して天国を見てきたと告白したことが記されています。証しする人がその場で天国の場所と地獄について生々しく聞かせてくれたので、天国と地獄が実存することをさらに確信しました。

ところで、驚いたことに、証しを聞いていた私の前に、突然まばゆい天国の花畑が広がっていたのです。花畑だけ見たのに、とても安らかでうっとりしました。続けて神様は、火の池で首だけ出して苦しみを受けている人々の凄絶で残酷な姿を見せてくださいました。

こんな体験をした後、私は堂会長先生の著書『天国』と『地獄』を読んで、天国と地獄について詳しく知るようになりました。行ったとおり報いてくださる神様の愛を悟って、天国への希望で心が熱くなりました。その当時、私は信仰生活を始めてからいくらも経たない頃だったので、このことで信仰がとても成長しました。

今は3-4男性宣教会の役員として、男性区域長として熱心に忠実に仕えて、最も美しい天国、新しいエルサレムへの希望を抱いて力強く進んでいます。人生の本分を知るようになさり、まことの希望を下さった三位一体の神様に、すべての感謝と栄光をお帰しします。