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| 万民ニュース   第 176 号 | HIT 3460 | DATE 2017-06-25
 
助け主聖霊が私たちに下さる恵み



霊である神と霊の世界に対する信仰、知識と悟りを与えてくださる聖霊の恵みがあるので創造主の神を信じて感じられるし、イエス様が救い主であると信じて告白できる(ガラテヤ4:6;第一コリント12:3)。聖霊が下さる恵みを調べて、父、子、聖霊の三位一体の神に感謝と栄光をささげる。


価なしに滝のような恵みを注いでくださる

第一コリント12章に記されているとおり、聖なる御霊はいろいろな賜物を下さる。異言の賜物を受けて祈るなら、霊的な満しと喜びを味わって、霊の空間である天国の幸せを感じることができる。霊の目が開かれれば、霊の世界にある天国と御使いなど非常に美しい霊的な存在を見るし、聖霊に満たされて賛美して祈って忠実に仕えるとき、神が下さる喜びが胸いっぱい臨む。

これと共に、聖霊が施される神の力あるわざを通して、霊の世界でだけ可能な出来事を体験することで、不可能のない不思議で驚くべき霊の世界を感じることができる。また、聖書に記された神のことばがすべて真実であることを確かに信じるなら、肉の世に未練を持たず、ただ天国に希望を置いて幸せな心で生きていける。

聖霊、すなわち、真理の御霊は父なる神の深みにまで及ばれるので(第一コリント2:10)、神の奥義である摂理を教えて、みことばに込められた神の心と思いを明らかに悟らせてくださる。これを通して私たちは神の愛がどれほど大きいのか、神の善がどれほど深いのか悟ることができる。さらにその愛と善を慕って実践していくほど、平安と喜びが臨むようになる。

聖霊は神の愛だけでなく公義、すなわち、霊の世界の法を悟らせてくださる。どうすればこのつらい世で災いに会わずに幸いな生き方ができるのか教えてくださり、天国に行くその日まで、ただ主のわざに努めながら熱く走って行けるように導かれる。したがって、滝のような恵みを注いでくださる聖霊が私たちの心の中におられることに感謝して、霊的なききんの中で死にかけている人々に、私たちが価なしに受けた恵みを伝えて分かち合わなければならないだろう。


私のために深いうめきでとりなしてくださる

<ローマ8:26>に「御霊も同じようにして、弱い私たちを助けてくださいます。私たちは、どのように祈ったらよいかわからないのですが、御霊ご自身が、言いようもない深いうめきによって、私たちのためにとりなしてくださいます。」とある。

御霊は真理(第一ヨハネ5:6)なので、神の子どもたちが真理に従えば、大いに喜ばれる。私たちの心の中におられる聖霊が喜ばれれば、私たちの心にも喜びがあふれるので、真理に従うようになる。反対に真理でないものに従えば、心の中で真理の御霊がうめかれるので、私たちの心も悩むようになる。立ち返って真理に従うとき、悩みが消えて、平安と喜びが臨む。

このように聖霊は真理でないものに従わず、ただ真理にだけ従えるように導いてくださる。時には弱さのゆえ大きい罪を犯したとしても、言いようもない深いうめきで、赦して立ち返れる力を与えてくださいと、もう一度機会を与えてくださいと、神にとりなしてくださる。たとえ心の耳を閉じてその声を聞こうとしない人であっても、もう一度心を開いて耳を傾けるように絶えず心をたたかれる。

終わりの時、人の子らとともにおられ、その心の中におられる聖霊はこの世代と各人の心がどれほど罪に染まっているのか、あまりにもよく知っておられる。だから、絶えず神の御前に代わりに赦しを求めて、とりなしてくださるのだ。時には自分で自分をあきらめたくなる人もあきらめず、深くうめいて代わりに祈ることで、父なる神が望んでおられる道へと導いてくださる。

このように弱くて欠けているところが多い人も決して捨てないで、何としてでも天国へ、天国の中でも最もすばらしい新しいエルサレムへと導きたいと望んでおられる助け主聖霊の暖かい愛を心の奥深く悟るなら、いつも感謝の告白が絶えないだろう。


いつでもどこでも私の心を知って助けてくださる

<ローマ5:5>に「この希望は失望に終わることがありません。なぜなら、私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからです。」とあるとおり、聖霊は神の愛を感じられるように私たちの人生の中であれこれと働かれる。言いようもない深いうめきで心が悩むようにもされるが、同時に私たちを慰めて励まし、助ける役割をされるのだ。

誰も自分の心を知らないような試練の中でも、時には空の虹でその愛を感じさせ、周りの人々を通して慰めて励ましたりもされる。必要なものをプレゼントされたり、急に必要な金額分、思いがけない収入が生じるなど、日常の中でともにおられることを現わされる。これを通して私たちはすべてをご存じの神の細やかさに涙がにじんだりもする。

礼拝の説教が自分に下さるぴったりのみことばのようだし、賛美をささげるとき、歌詞の一つ一つに感動が臨む。祈りをささげると、まるで口に入れてくださったかのように、どうしても必要な内容の祈りがすらすら出て来る時もあり、聖霊に満されている方々が祈りを助けてくれる時は、自分の心をそのまま読んで祈ったりもしてくれる。

まるで父なる神が自分の心を全部知っておられ、頑張れと、できると、新しいエルサレムに必ず入りなさいと励ましておられるようで、さらにその愛を感じるようになる。これらすべてがまさに心を知って助けてくださる聖霊の御手である。聖霊は言葉と行いはもちろん、深い心と他の人は知らない事情まで全部知っておられる。

このような聖霊の働きを私たちが認めてより頼めば、どんな時でも慰めて励まし、よくやれるように助けてくださる。父なる神の心で「私」をかわいいと見てくださる方、「私」をふところに抱いてくださる方が私たちといつもともにおられることを覚えて、すべてにおいて神を認めて聖霊に助けられ、最も美しい天国、新しいエルサレムに向かってさらに力強く走って行かれるように。


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