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メッセージ メッセージ > メッセージ
メッセージ
Title
   時期が来て、刈り取ることになります (1)  
Speaker
   堂会長 イ・ジェロク 牧師
Bible
   ガラ 6
Date
   2010-04-25


[本文]

[ガラテヤ6:9]
「善を行なうのに飽いてはいけません。失望せずにいれば、時期が来て、刈り取ることになります。」

[序論]

愛する聖徒の皆さん、パウロは異邦人の使徒として、ユダヤ以外の地域、すなわち、小アジアとマケドニヤ、アカヤ地方など広い地域を回りながら福音を伝えました。あちこちに教会も立てました。ところが、当時は交通手段が発達していなかったので、思った時にいちいち教会を訪問して顧みることができませんでした。それで、使徒パウロは手紙で聖徒たちに望みを与えて、信仰を固めさせました。
一度は、御霊に感じて受けた内容をガラテヤ地域の教会に手紙で送って、聖徒に次のように望みを与えます。[ガラテヤ6:8-9]に「自分の肉のために蒔く者は、肉から滅びを刈り取り、御霊のために蒔く者は、御霊から永遠のいのちを刈り取るのです。善を行なうのに飽いてはいけません。失望せずにいれば、時期が来て、刈り取ることになります。」とあります。
使徒パウロのこの手紙は聖書に記されて、二千年近く経った今日の教会にまで伝えられました。蒔けばその刈り取りもすること、善を行なえば必ずその実を刈り取ることは不変の真理です。
私たちは、この真理を信じるので、これまで自分の肉のために蒔かないで、御霊のために蒔いてきました。すると、時には迫害と苦しみがやって来ましたが、気を落とさないであきらめませんでした。それで、今は蒔いたものを刈り取る時になりました。神はこの時を「収穫の時」と名づけてくださいました。私たちの教会の歴史としては「第三の跳躍期」と言ってくださいました。
収穫の時の元年である2010年も、もう第1四半期が過ぎて、第2四半期に入りました。祝福の実を豊かに刈り取っているでしょうか? 祝福を下さる約束をしっかり信じて、変わらずに求めてきたでしょうか?
きょうから数週間にわたって、今年の旧正月の時に恵みを分かち合ったメッセージをもう一度伝えようと思います。マンミンが第三の跳躍期になすべきことは何か、皆さん個人の人生の中では何を刈り取るようになるか、お話しいたします。
メッセージを聞いて、何としてでも祝福を与えようとされる父なる神の愛を心の奥深く悟りますように。また、どうすれば祝福の実が刈り取れるのか、その道を見つけますように。何よりも、終わりの時の摂理をゆだねられた教会の「収穫の働き人」として、力を備えるようお願いします。それで、皆さんすべてが収穫の祝福の隊列に加わりますように、主の御名によって祈ります。

[本論]

愛する聖徒の皆さん、今は教会として第三の跳躍期だと言いました。第三の跳躍期が過ぎると第4の跳躍期が来るのではないことをすでに説明しました。これから主が私たちを連れに来られるその日までが第三の跳躍期です。陸上競技にたとえれば、残った力を尽くしてピッチを上げなければならない、最後の区間に当たる時です。
私たちが生きている今が世の終わりにどれほど近いのかは、疑う余地がありません。聖書を読めば、確かに知ることができるからです。[マタイ24章]を見ると、世の終わりに起こることが記されています。[7-8節]には「民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、方々にききんと地震が起こります。 しかし、そのようなことはみな、産みの苦しみの初めなのです。」とあるし、[12節]には「不法がはびこるので、多くの人たちの愛は冷たくなります。」とあります。
この他にもいろいろなしるしが現れています。[14節]には、「この御国の福音は全世界に宣べ伝えられて、すべての国民にあかしされ、それから、終わりの日が来ます。」とありますが、昨年はイスラエルのエルサレムで、イエスが救い主であることが宣べ伝えられました。放送でその実況が全世界220余りの国に伝えられました。
[ダニエル12:4]を見ると、神が「ダニエルよ。あなたは終わりの時まで、このことばを秘めておき、この書を封じておけ。多くの者は知識を増そうと探り回ろう。」と言われました。今は世界が「地球村」、すなわち、一つの村のように近く感じられるほど、多くの人が速く行き来する時です。知識を増そうと探り回っている時代です。聖書に預言されている前兆が現れています。皆さんを怖がらせようとしてこう言っているのではありません。
[マタイ24:36]に「ただし、その日、その時(すなわち、主が再び来られる日)がいつであるかは、だれも知りません。天の御使いたちも子も知りません。ただ父だけが知っておられます。」とあります。このように、正確な日と時は誰も知りません。したがって、主を待ち望む私たちはいつも目を覚ましていなければなりません。
[マタイ24:37-39]に「人の子が来るのは、ちょうど、ノアの日のようだからです。洪水前の日々は、ノアが箱舟にはいるその日まで、人々は、飲んだり、食べたり、めとったり、とついだりしていました。そして、洪水が来てすべての物をさらってしまうまで、彼らはわからなかったのです。人の子が来るのも、そのとおりです。」とあります。
今は洪水のさばきが臨んだノアの日やソドムとコモラがさばかれた時より、さらに罪にはびこっている終わりの時です。自分が願わなくても世の荒波に押し流されて罪を犯すようになる、罪を罪とも思わない、そのような時代です。
したがって、知恵のある聖徒なら、いつも目を覚ましているために励まなければなりません。賢い五人の娘のように、ともしびと油を用意して花嫁の備えを終えた後、花婿なる主を待たなければなりません。
マンミンの聖徒の皆さんは、すみやかに花嫁の備えを終えて、霊的に眠っている多くの魂を目ざめさせなければなりません。第三の跳躍期に私たちがすべきことは本当に多いです。第三の跳躍期は災いが日々多くなっていく時であり、マンミンが本格的に働くべき時期です。それでは、第三の跳躍期にマンミンはどんなことをなすべきでしょうか? 簡単に四つ説明いたします。
第一、カナン聖殿と大聖殿を建てなければなりません。
大聖殿は人間耕作を記念する建築物です。神の栄光を現す聖殿です。父なる神は大聖殿で救われた数多くの子どもたちの礼拝をお受けになり、人間耕作の終わりを見事に締めくくられるでしょう。
カナン聖殿は本格的に大聖殿建築を準備する聖殿です。将来、すべての国々から大聖殿の建築のための宝物がもたらされます。カナン聖殿でこれを刈り取るようになります。今も、世界のあちこちに本教会を訪問したいと慕っている方々が多いです。今は事情が許しませんが、カナン聖殿ができたら、このような方々をいくらでも招待できます。さらに活発に聖潔の福音と神の力あるわざ、大聖殿建築のビジョンを知らせることができます。
神はカナン聖殿のビジョンを与えられた時から、この聖殿を祝福の聖殿と言われました。その祝福の聖殿が第三の跳躍期、すなわち、収穫の時にぴったり合わせて、目の前に現れつつあるのです。
ところで、皆さんがよく知っているように、カナン聖殿がすみやかに目の前に現れるためには、私たちの心の聖殿を作り上げなければなりません。神はすでにすべてを備えておかれました。それを現しさえなされば、カナン聖殿は短い期間で建てられます。今や現れる時がほとんど来ました。
しかし、皆さんが心に留めることは、神が定められた基準を必ず満たさなければならないということです。旧約時代には、エジプトから出た民が約束の地カナンに入るとき、民のみなが聖められていました(ここで「聖められた」とは、もちろん、旧約時代の基準に照らしてそうだったということです。)肉の人々は、カナンの地に入る前、荒野でみな死んでしまいました。出エジプト第二世代、すなわち、20歳未満の若者たちが主軸になって、神のみことばで武装して祝福の地カナンに入りました。彼らはその過程で完全に聞き従うだけでした。
ところが、今、私たちが生きている時代には、彼らのようにすべての聖徒が聖められるのは難しいです。世があまりにも罪に満ちているし、絶えず新来者が伝道されて来ます。神はこのような状況を考えて、最小限の比率を定めておかれたのです。「信仰を量って、その平均がこのくらい以上になればよい」と基準を低くしてくださいました。この基準点に達すると同時に、カナン聖殿が目の前に現れます。
ですから、主のしもべ、レビ族をはじめ働き人は、心の聖殿を作り上げた御霊の人、さらに全く聖なるものとされた人にすみやかに変えられなければなりません。聖徒もこまめに聖められて、神が各人に望まれる信仰の基準を満たさなければなりません。
もうカナン聖殿が目の前に現れる日が近づきました。カナン聖殿から放たれる霊的な光が道に迷っている人々をいのちへと導くでしょう。皆さんすべてが霊的な光を放って、聖殿をもっと輝かせますように。
第三の跳躍期になすべきことは、第二、韓国のクリスチャンたちに聖潔の福音と神の力あるわざを伝えることです。
海外だけでなく、韓国のクリスチャンにも、これらを伝えることがどうしても必要です。今日、もどかしいことに、非常に多くのクリスチャンが主を受け入れることで信仰生活のピリオドを打っています。主を受け入れさえすれば、誰でも救いに至ると思うからです。また、そのように教えもしています。ですから、主を信じると言いながらも、以前の生活のまま、世と妥協して罪を犯して生きていきます。救いとはほど遠い道に向かっています。
しかし、イエス様は天国に入る道を確かに示してくださいました。[マタイ7:21]で「わたしに向かって、『主よ、主よ。』と言う者がみな天の御国にはいるのではなく、天におられるわたしの父のみこころを行なう者がはいるのです。」と確かに言われました。
多くのクリスチャンがこのような真理を正しく知らずに、救いの確信もないまま、教会に通っています。神のみことばを伝える使命のある者でありながら、神を愛することが何かよく知らないことも多いです。
聖書を見ると、神は子どもたちに多くの祝福を約束されました。しかし、神の子どもとされた特権も思い存分味わえないことが多いです。神のみことばを霊的に武装できないので、祝福と災いがそれぞれどんな時に臨むのかわからないので、あらゆる困難の中で生きています。
しかし、十字架の尊い血によって私たちの罪を赦された主をまことに信じるなら、「罪」を捨てます。神をまことに信じれば、当然、完全で聖なる神のかたちに似せられるようになるでしょう。生活の中で、私たちを守ってともにおられる神が見つけられます。
聖潔の福音は、これまで全世界の数多くの人にまことの信仰が何か、まことの真理が何か悟らせました。神はこれから韓国の多くの人にもこのような恵みを施してくださるでしょう。聖潔の福音を伝えるようにされて、罪を捨てて神がまことに望まれる子どもに帰る道を示してくださるでしょう。聖霊の力は小さい信仰を成長させ、聖霊の火をめらめら燃え上がるようにするでしょう。あちこちで生ける神を見つけた証しがあふれるでしょう。
今年から本格的に韓国の他のキリスト教団と交わり始めました。これまで数回、キリスト教の要人が本教会を訪問しました。私も、キリスト教マスコミの要人と牧師先生たちと会いました。追風に乗った船のように、順調に韓国のキリスト教界という海に初めて出航しました。父なる神が言われた「その時」になったからです。
あるキリスト教マスコミ関係者は、聖書のみことばでしばらく恵みを分かち合っただけなのに、その深さに驚かれました。まして、深い霊的なみことばと神の力あるわざを本格的に紹介すれば、どれほど多くの方が驚くでしょうか。この働きを本格的にするに先立って、聖徒の皆さんすべてが聖潔の福音の実として、神の力あるわざの証人になりますように。また、このすべての働きのために一緒に祈ってくださるようお願いします。
聖徒の皆さん、第三の跳躍期になすべきことは、第三、世界を教区化することです。
2000年から約10年間、第二の跳躍期を迎えて、マンミンは海外宣教を大いに行なってきました。連合大聖会と牧会者セミナー、ハンカチ集会を開いて、聖潔の福音と神の力あるわざを伝えました。MIS、WCDNの働きによって、世界のキリスト教の指導者と知識人を目ざめさせてきました。さらに多くの国と民族に福音を伝えるために、GCNとマンミンテレビによる放送宣教と文書宣教を活発に繰り広げてきました。その結果、9000余りの支教会を持つ超大型教団になりました。福音の地の果てイスラエルにも、聖潔の福音と神の力あるわざが伝えられました。
しかし、まだ世界のあちこちには、救いの手を待っている魂があまりにもたくさんいます。聖潔の福音が届いていないところも、本当に多いです。したがって、全世界を一つにする緊密な組織を作って、聖潔の福音をもっと活発に伝えなければなりません。全世界を教区化できる、すなわち、五大洋六大州をマンミンの働きの場にする力量を備えなければなりません。
そのためには、全世界のクリスチャンに持続的に聖潔の福音を伝えなければなりません。その時、彼らもマンミンの聖徒として一つの流れに乗って、花嫁の備えをしながら走っていけるのです。さらに御霊の戦士に変えられて、聖潔の福音を自分が住んでいる地域に伝えることができるのです。
マンミンテレビとGCNの受信地域を広げて、本と文書を供給することは、世界教区化のおもな働きです。放送と本をとおして、地球の反対側にも、奥地にも福音が伝えられています。放送で私の説教を聞いて、祈りを受けます。それで、これまでも私たちはいのちを尽くして放送宣教と文書宣教を行なっているのです。
本教会と韓国の支教会の聖徒はもちろん、全世界の支教会の聖徒と、インターネット、GCNとマンミンテレビの視聴者の皆さんも、自分が住んでいる地域を担当してくださいますように。私たち全聖徒が働き人になって、世界各地の教区で忠実に働いていくなら、どれほど驚くリバイバルさせるでしょうか。皆さんが住んでいる国、または地域が大いにリバイバルしますよう、主の御名によって祈ります。
聖徒の皆さん、第三の跳躍期にマンミンがなすべきことは、第四、新しいエルサレムに入る資格を備えることです。
人間耕作を締めくくることにおいて、父なる神が最も望まれることがこれです。まことの子どもを得ることなのです。私は、皆さんの首に縄をかけてでも新しいエルサレムに一緒に行きたいと思います。このような私の望みと覚悟を、ことばだけでなく行ないをもってお見せしていきたいです。皆さんが新しいエルサレムに必ず入れるように、花嫁の備えをしなければならないと叫びに叫ぶでしょう。皆さんが力づけられて走れるように、私にできることは何でもしていきたいのです。
皆さんがついて来られさえすれば、新しいエルサレムは確かに現実として近づいてくるでしょう。できれば早く新しいエルサレムに入る資格を備えて、思う存分忠実に仕えて、天国に豊かな報いを蓄えますように。

[結論]

愛する聖徒の皆さん、第三の跳躍期を迎えて、マンミンがなすべきことは本当に多いです。いろいろなことがありますが、そのうち大きい四つをお話しいたしました。次の時間には、第三の跳躍期に各個人にはどんな祝福を下さるのか、その祝福を受けるためにはどうすべきかお伝えいたします。
皆さんが数千人乗りの大きい船に乗って、美しい大海を旅行するようになったと想像してみてください。ところが、船が出発する日、うっかり出航時間に遅れてしまいました。もしやと思って船着場に走っていくと、幸いにも、遠くから走ってくる皆さんを見て、船が待っています。それなら、皆さんはどうするでしょうか? のろのろ歩いていく方はいないでしょう? 数千人が自分を待っているから、全速力で走っていくでしょう。
カナン聖殿が目の前に見えています。父なる神は、皆さんすべてが祝福の隊列に加わるように願って、待っておられます。この愛を覚えて、父なる神が望まれる信仰に必ずなりますように。それで、この後、マンミンの前に繰り広げられる広い海、すなわち、世界宣教の働きにあずかりますように、主の御名によって祝福して祈ります。

 
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