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聖書の学び メッセージ > 聖書の学び
聖書の学び
Title
   御霊の実(8)- 柔和  
Speaker
   堂会長 イ・ジェロク 牧師
Bible
   
Date
   2013-09-02


読むみことば: ガラテヤ5:22-23
覚えるみことば: 民数記12:3
参考にするみことば: マタイ13:3-8
教育目標: 徳を兼ね備えた霊的な柔和とは何であり、柔和の実を結べる方法を調べて、御霊の実を完全に結ぶようにする。

辞書で「柔和」とは「質や態度が、ものやわらかであること。また、そのさま。」と定義しています。世ではしばしば、性分がおとなしくて怒らず、自己主張が強くない人を柔和だと言います。もともと性分が消極的で柔弱なので人の言葉をよく聞いたり、おなかの中では煮えくり返っていても、抑えて我慢すれば「あの人は本当に柔和だ」と言います。しかし神は、悪があってもうわべだけはもっともらしく我慢する人を柔和だと言われません。


1. 多くの人をいだく柔和の実

霊的に柔和とは、知恵があるだけでなく、正しい正しくないを見分けながらも、悪がなく、皆を理解していだくやわらかい心のことを言います。すなわち、心優しくやわらかい性分に徳が兼ね備わった心なのです。徳があれば、ただやわらかいだけでなく、すべてに節度あって正しく、威厳ある雰囲気が漂います。
また、柔和な人の心は綿毛のように暖かいです。ふんわりした綿毛に石を投げたり、針で刺しても、綿毛は音もなく包んでしまいます。このように、柔和な人は誰に対しても引っかかることがありません。つまり、相手のせいで憤ったり、わかってもらえなくてむなしくもならないのです。心の平安を乱すこともなく、相手の心の平安を乱すこともありません。他の人をさばいたり罪に定めたりしないで、理解して包んであげます。ですから、多くの人が宿って休みを得ます。まるで堂々とした木に鳥が宿り、巣をつくって休めるようなものです。
柔和な人は心に悪がなくて賢いし、霊の愛をもってどんな悪い人にも立ち向かわないで受け入れます。多くの人を義の道に導き、いのちを生むのです。したがって、心に悪がないことは柔和の基本条件と言えます。神は、必ず聖められてこそ「柔和だ」と認めてくださるからです。
神の御前に誰よりも謙遜であって、心優しいと認められた代表的な人が、まさにモーセです(民数記12:3)。彼は二百万人を超えるイスラエルの民をエジプトから連れ出し、カナンの地に導いて行きました。ところが、民はいつも神のみこころに逆らって、少しでもつらい状況になれば、モーセにつぶやいて立ち向かいました。このような民を導いて、40年間、荒野の生活をしたことだけでも、モーセがどれほど謙遜で心優しかったのかよくわかります。このようなモーセの心がまさに霊的な柔和であり、御霊の実の柔和の実を結んだ心なのです。


2. 徳を兼ね備えた霊的な柔和

辞書で「徳」とは「精神の修養によってその身に得たすぐれた品性。人徳。」と定義しています。霊的にも同じです。徳がある人は品性がすぐれていて公正だし、私利私欲がありません。言動が正しくて理解する心が深く、多くの人を受け入れます。徳があれば、その外見から威厳が漂います。霊的な柔和は、やわらかくて心優しいだけでなく、徳を兼ね備えていなければなりません。内面の柔和な性分と外面の徳を備えてこそ、霊的に柔和だと言えるのです。
まるで立派な人格を持った人がそれにふさわしい服を着ているようなものです。人格が立派な人であっても、その人が裸で歩き回っているなら恥をかくように、徳のない柔和はその価値を発揮しません。
徳は柔和を輝かせる服のようなものですが、律法的だったり偽善的な姿とは全く違います。心が聖められることよりうわべの姿を正しくするほうに偏るなら、自己発見をやめて自分では霊的な成長を遂げたと錯覚しやすいのです。世でも、人格を備えていない人が外見をもっともらしく装ったからといって、人の心をつかむのではありません。信仰にあっても、内面の美しさを備えないで外面に偏ることには何の価値もありません。


3. 柔和な人の特徴

第一に、正しくて威厳があって、節度ある行いとして現れます。
分別がなく、優しいだけで優柔不断な人は他の人をいだくことができません。かえってそれによって無視されて、利用にされやすいのです。まことの柔和は正しくて威厳と節度があることです。
イエス様は、宮きよめをされた時も、パリサイ人と律法学者たちの偽善を叱られた時も、断固として厳しく叱られました。いたんだ葦を折ることもなく、くすぶる燈心を消すこともない優しい心ですが、叱らなければならない時は厳しく叱られました。
そんな断固としたところと義が内面にある人は、語気を強めたり厳しくしなくても、他の人がその人に軽々しく対せません。このように外面に現れる姿は、主の教育によって完全にされたからだの行いとも関連があります。徳のある人はひと言にも重みがあり、無益な言葉も口にしません。服も時と場所に合わせて着ます。表情も無愛想だったり冷たかったりするのでなく、やわらかいです。このように徳のある人はすべてを正しくしますが、同時に相手の心に配慮して、気を楽にする心遣いを持っているのです。

第二に、心を広く遣う憐れみと親切の行いとして現れます。
柔和な人は物質的に困っている人に施しをするだけでなく、霊的に悩んでいる人、弱い人を顧みて、慰めて恵みを分かち合います。ところで、柔和が心の中にだけとどまっているなら、それ自体ではキリストの香りを放ちにくいのです。
たとえば、迫害の中にあってつらい信仰生活をしている聖徒がいるとしましょう。ある人は心でだけ気の毒に思います。一方、ある人は機会があるたびに暖かく慰めと励しの言葉をかけて、状況を調べて施しをします。信仰によってよく勝利できるように、力づけるのです。このように相手に配慮する心を中に入れておくだけか、行いとして現すかということは、相手の立場からすると大きい違いが出てきます。柔和な心が徳のある姿として現れてこそ、相手にとって恵みといのちになれるのです。
「柔和な者は地を受け継ぐ」というみことばは、徳があるから現れる「忠実」とも密接な関連があります。地を受け継ぐということは報いと言えます。したがって、報いは忠実と関連が深いのです。
同じように、柔和な人が受ける祝福も、心が優しいことだけで受ける報いではありません。柔和な心が徳のある姿として表に現われるとき、結果的に忠実の実を結ぶので、それによって報いを受けるのです。つまり、多くの魂を徳をもっていだいて、力づけて慰め、いのちを植えつけるとき、天国の地を報いとして受け継ぐようになるのです。


4. 柔和の実を結ぶには

私たちが柔和の実を結ぶには、心の地を良い地に耕さなければなりません。憤り、憎しみ、ねたみ、欲、争い、叫び、自分のこのようなものを引き抜いてこそ、柔和になるのです。それで、柔和は他の御霊の実よりも、聖潔と直接的な関連があるのです。蒔いたとおり実を刈り取る良い土、すなわち、柔和な心になれば、求めることは何でもすみやかに答えられます。聖霊の声も明らかに聞いていくので、すべてのことが栄えるのです。
<マタイ5:5>に「柔和な者は幸いです。その人たちは地を受け継ぐから。」とあります。地を受け継ぐということは、この世で土地をもらうという意味ではありません。心に霊的な柔和の実が結ばれたほど、天国で広い地を受け継ぐという意味です。この地上で自分の中に宿った人をすべて招いて、ともにいられるほど大きい場所を報いとして受け継ぐという意味なのです。天国でそんなに大きい場所を得たとすれば、それだけ栄えある地位にいるという意味にもなります。
この世でいくら広い土地を所有したとしても、それを天国に持って行くことはできません。しかし、柔和な心に変えられた人に神が下さる天国の地は、とこしえになくならない自分のものです。その中で、主と愛する人々とともに永遠に幸せな時間を送れるのです。したがって、まめに心を耕して美しい柔和の実を結び、モーセのように大きい器になって、やがて天国で大きくて広い地を受け継ぎますように。


* まとめと適用

1. (   )の中に合う答えを書いてください。
霊的に(   )とは、知恵があるだけでなく、正しい正しくないを見分けながらも、悪がなく、皆を(   )していだく(   )心のことである。すなわち、心優しくやわらかい性分に(   )が兼ね備わった心だ。

2. 次の説明で間違っているものを選びなさい。
①柔和の実を結ぶには、心の地を良い地に耕さなければならない。
②霊的な柔和の実を結べば、天国で広い地を受け継いで栄えある地位にいられる。
③徳ある人は言動が正しくて理解する心が深く、多くの人を受け入れる。
④柔和な人はこの世で土地をもらう。


* 今週の課題

次回は御霊の実の「自制」について学びます。なぜ自制が九つある御霊の実の最後に挙げられているのか、考えてきましょう。


* 知って力にしましょう!

柔和を意味する「紫水晶」
新しいエルサレムの城壁にある第十二の土台石である。アメジストとも呼ばれ、紫色を放つ透明な宝石だ。光が高尚で美しく、昔から貴族に愛されてきた。

 
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