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聖書の学び メッセージ > 聖書の学び
聖書の学び
Title
   第3課「柔和な者は幸いです」  
Speaker
   堂会長 イ・ジェロク 牧師
Bible
   
Date
   2012-11-09


読むみことば: マタイ5:5
覚えるみことば: マタイ5:5
参考にするみことば:詩篇37:11
教育目標:神に喜ばれる柔和な心と、柔和を完全にする徳とは何か知って、柔和な人が受ける祝福を受けるようにする。

世宗大王は韓国の歴史上最も立派な聖君であって、輝かしい民族文化の花を咲かせました。韓国固有の文字ハングルを創製したことをはじめとして、科学と技術を革命的に発展させ、医薬技術と音楽を体系的に整えました。それだけでなく、国土拡張など、あらゆる分野にわたって国の土台を備えました。このように世宗大王が大きい業績を遂げられたのは、何よりも愛と徳をもって善良な政治をしたからです。それで、周りに立派な人材が宿れたし、民に愛されて、後代にまで名が輝いているのです。
今回は神に喜ばれる柔和な者にどんな祝福を下さるのか調べてみます。



1.柔和な者とは?

[マタイ5:5]に「柔和な者は幸いです。その人たちは地を受け継ぐから。」とあります。辞書では「柔和」を「性質や態度が、ものやわらかであること」と定義しています。世では、性分が優しくてすぐ怒らないで、自分の主張が強くなく、また、消極的で柔弱な人や親切に人の言葉を聞いてあげれば「柔和だ」と言います。心の中には憎しみがあって穏やかでなくても、うわべに表現せず争わないで、腹が立ってもぎゅっと抑えて我慢し、問い詰めたくてもうわべでは相手に譲ってやさしく対すれば「優しい。柔和だ」と言います。
しかし、このようにうわべの姿だけもっともらしく柔和なことでは神に認められません。心にどんな不満も、嫌う気持ちもなく、良い心で相手をやさしくて暖かく抱いてあげてこそ、柔和だと認めてくださるのです。悪い感情を抱かないで、人に害を及ぼさないで、相手の喜ばしいことをともに喜び、悲しいことをともに悲しんで慰めになってあげる心でこそ、神に喜ばれます。
柔和な人は自分の思いと教養に合わないで、自分の性格と好みに合わなくても、人々とぶつからないで抱きます。悪をもってさばいたり罪に定めたりしないで、すべての事について相手の立場で理解し、へりくだった心で仕える暖かい心なのです。
このような柔和な心は「綿」にたとえられます。綿に固い物体や石を投げれば、音がしないでふんわり包んでしまいます。一方、固い鉄板に石を投げれば、やかましい音を立てて跳ねてしまいます。また、ガラスに石を投げれば「ガチャン!」と割れてしまいます。
したがって、柔和な心とは、綿のようにやわらかくて暖かくて、すべての人を抱く心のことです。悪い人も、自分を刺す人も、無理にではなく、愛をもって抱ける心なのです。このようなやわらかくて穏やかな心に「徳」を兼ね備えれば、神が望まれる「完全な柔和」の心になれます。



2.柔和を完全にする「徳」

「徳」とは、辞書で「精神的・道徳的にすぐれた品性・人格、修養によって得た、自らを高め、他を感化する精神的能力」と説明されています。霊的な意味も同じです。いくら暖かくてやわらかい心を持っていても、徳がなければ柔和の価値を完全に発揮できません。
たとえば、心は暖かくて愛があっても、行動が荒々しくてミスが多ければ、人々が宿りません。ある人は性格があまりにも消極的で人々に歯がゆい思いをさせ、ある人はおしゃべりでうるさくて冗談が得意で信頼が落ちます。露骨に無視はしませんが、相手が話をしているのにはぐらかしたり、耳を傾けなかったりする人もいます。このように徳がないので柔和な心が輝けない人々がいます。
柔和が心に耕された内面的なものとすれば、徳は外面的な服にたとえられます。いくらすばらしくて立派な人でも、汚くてみすぼらしい服を着ていれば、人々がその価値がわからなくて通り過ぎるしかありません。
徳を備えた柔和は心とともに言葉や行い、姿も人々にとって手本になります。それで、周りから信頼されて認められ、人々を治める時も、物理的な力でなく愛をもって抱いて導くので、多くの人々が宿るのです。このように徳を備えた柔和は、自分が善を行って相手を抱くだけでなく、花の香りにチョウやハチが集まるように、多くの人々がその善と愛に感動して宿るようになります。
それでは、皆さんはどれほど柔和な心になったのか、一度チェックしてみてください。もしかして自分がいるところで音がして、平和が壊れたりはしていないでしょうか? もし、集まりに不平を言って自己主張の強い人がいて平和が壊れると思ったなら、自分がまず柔和な人になって、その人たちに恵みを及ぼして感動を与えてみますように。
家族の間も同じです。夫のせいで不和だ、妻のせいで顔色をうかがわなければならないと言わずに、自分が家族にとって微笑みになるために努力してみますように。
信仰が弱くて悪を行う人がいても、顔を背けないで、最後まで期待しなければなりません。また、勧められたり指摘されたりするとき、喜んで受け入れて、自分を顧みて発展させる姿でしょうか? 自分より劣っている人が何かを言っても、心から尊く思って感謝して聞いているでしょうか? このような人は幼い子の言葉でも耳を傾けて聞くでしょう。
皆さんは、能力がなくて失敗する人でも無視したり嫌ったりしないで、待ってあげているでしょうか? 争わないで、やさしくて穏やかで、役に立たないことも言わないで、どうしても必要な真理の言葉だけ口にしているでしょうか? 完全な柔和を心に耕した人はどんな人ともぶつからないで、相手の欠けているところを理解して抱くので、多くの人の心をつかむだけでなく、変えさせていきます。
それでは、神に認められて喜ばれる柔和な人になるためにはどうすべきでしょうか? それは熱心に心の地を耕さなければなりません。荒れ地から石を拾って、いばらも引き抜かなければなりません。要らないものを取り除いて、肥料もやって耕すなら、良い地になれます。言いかえれば、私たちの心から憎しみ、そねみ、ねたみ、争い、さばき、罪に定めること、高ぶりなど、真理に逆らうもの、肉の思いを捨てれば、柔和な心になれるのです。



3.柔和な人に臨む祝福

本文に「柔和な者は幸いです。その人たちは地を受け継ぐから。」とあります。それでは、このみことばは、神が柔和な者にこの世の地を受け継ぐようにされるということでしょうか? 違います。永遠の天国の地を下さるという意味です。
ある人は「救われて天国に行けば、それだけだろう。個人的に地を必ず受けなければならないのか」と思うかもしれませんが、天国に行けば、この地上で忠実に働いた分、おのおのに報いが与えられます。
たとえば、ある人は教会だけ行ったり来たりし、ある人は伝道して忠実に仕え、教会のために、聖徒たちのために悲しんで祈り求めました。使徒パウロのように、いのちを失うまで献身する人もいます。このようにそれぞれ忠実の仕方が違ったのに、同じ家と同じ報いを下さるなら、神をどうして「公平で正しい」と言えるでしょうか。
神は公平なお方なので、私たちが行ったとおりに報いてくださいます。つまり、自分を低くして、悪はどんな悪でも避け、徳を備えて柔和になった人が魂の救いと使命を果たすために最善を尽くしたので、天国で広い地を与えて、大きい家を建てられるようにされるのです。柔和で多くの人を抱いて天国に行けるようにしたので、天国でもその人たちが感謝して愛を分かち合おうと訪問するはずですから、多くの人を迎える家の敷地も大きくなければならないでしょう。
このように多くの人が心から尊敬して宿ることが、天国では大きい権勢になるのです。この世では低くなって、相手の利益を求めて、仕えて犠牲になりましたが、天国では「偉い人」の権勢を受けて、大きい地を所有するようになります。
このように与えられた広い地に、この世で忠実によって、奉仕によって、献金によってささげられた天国の家の材料を持って、わが主の指揮のもと、すばらしくて美しいわが家が建てられます。この広い地に庭園と湖、プールなど、さまざまな施設を建てるようになるのです。
しかし、一度いただいた天国の地と報いは、天国でそれ以上増やすことも、分けてあげることも、購入することもできません。この地上で心を清くして、愛と徳で多くの人を抱いて、天国で偉い人になりますように。



* まとめと適用

1.柔和な心についての説明の中で、間違っているものを選んでください。
①悪がない良い心で相手を暖かく抱ける心である。
②愛と徳がある美しくて良い心である。
③柔和な人の心は石のように硬い。
④柔和な者は天国の地を受け継ぐ。

2.やわらかくて穏やかな柔和な心を何にたとえられるでしょうか?

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* 今週の課題

四つ目の幸いは「義に飢え渇く者は幸いです。その人たちは満ち足りるから。」です(マタイ5:6)。義に飢え渇くとはどんなことでしょうか? 次回までに祈りながら考えてきましょう。



* 「用語」を知って力にしましょう!

「良い地」とは?
地が平らで肥えていて、種を蒔けば芽が育って、三十倍、六十倍、百倍に実を結ぶ地である。このような心の地を持っている人は、自分の義と枠に縛られている硬い道ばたの地と違って、やわらかい。また、岩やいばら、すなわち、真理に逆らうものや肉の思いがないので、聖霊の声を明らかに聞いて、神のことばならばただ「アーメン」と「はい、そうします」と聞き従うので、豊かな実を刈り取ることができる。

 
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