愛するマンミンの家族の皆さん、いつの間にか2007年が暮れました。
2007年で最も意味あることの一つは、イスラエル三次訪問でパレスチナ地域にあるベツレヘムで牧会者の集まりを持ち、クリスマス祝賀礼拝をささげて、イエス.キリストを宣べ伝えたことです。
教会創立25周年を迎えて、このようにイスラエル宣教の摂理の奥義が明らかにされるように、ご自身で乳と蜜が流れるカナンの地へと導かれる父なる神様に、すべての感謝と栄光をお帰しします。また、終わりの時に、全世界に7000余りの支教会が建てられ、聖潔の福音で万民を目覚めさせるように、神様は教会のすべての組織を新しく整備してくださいました。新年を迎えて、全聖徒とともにカナン聖殿の建築のために信仰で進むとき、各分野で多くの実が結べるように祝福されるためです。

それでは、待望の2008年を迎えて、神様が教会に備えられた祝福とは何でしょうか？

第一に、多くの聖徒が終わりの時だという事実を明らかに信じて、再臨の主を迎えるのにふさわしい姿に変えられるでしょう。
今日、全世界のあちこちで終わりの時の前兆が無数に現れています。聖書に記されたとおり、戦争とききん、地震と津波など、さまざまな災いが絶えないし、まことに不法がはびこって、罪と悪に満ちた世になったのです。
神様は、教会開拓の時から、再び来られる主を迎えられるように、こまめに花嫁の備えに努めなければならないことを教えてくださいました。数年前からは、終わりの時に備えられるように、全聖徒に悔い改めの機会を与えられて、聖潔を慕い求めるように働かれました。
これからは多くの聖徒が万物の終わりが近づいたことを悟り、さらに目を覚まして火のように祈って、再び来られる主を喜んで迎えられるように備えるようになるのです。

第二に、神の国のために備えられたものが多く出て来て、尊いことに使われるようになることです。
神様は終わりの時の摂理を完全に成し遂げられるために、去る25年間、主のしもべとレビ族はもちろん、全聖徒たちをご自身で養い育てて、ふさわしい器として備えさせてくださいました。
第二テモテ2章21節に「ですから、だれでも自分自身をきよめて、これらのことを離れるなら、その人は尊いことに使われる器となります。すなわち、聖められたもの、主人にとって有益なもの、あらゆる良いわざに間に合うものとなるのです。」と言われたとおりに成し遂げられたのです。
これから、霊に全き霊に変えられて備えられたものたちを中心に、民族福音化と世界宣教がさらに大いに進められるならば、どれほど多くの働き人たちが必要でしょうか。神様はカナン聖殿の建築を控えて、すみやかに自分をきよめて備えられたものとして出て来るように、もう一度機会を与えてくださいました。ですから、新年は栄光の道具として備えられたものが多く出て来るでしょう。

第三に、大聖殿の足がかりとして、カナン聖殿が明らかにされるようになることです。
神様は教会開拓の時から、全世界のすべての民に神様の威厳と栄光を表す大聖殿建築の使命を下さって、信仰と希望をもって作り上げるように導いてこられました。聖殿は神様が臨在なさる所であり、神様のみことばが宣べ伝えられて、聖徒たちの信仰が成長する聖なる所であり、特に大聖殿は人間耕作を象徴する記念碑的な建築物になるでしょう。
このような大聖殿建築を控えて、神様はカナン聖殿を建築するようになさいました。子どもからお年寄りに至るまで、全聖徒が心と思いと力を集めて叫んで祈り、信仰でカナン聖殿を作り上げるようにされたのです。
新年はカナン聖殿の敷地が明らかにされて、起工礼拝をささげて建築が始まるのですから、神様がどれほど喜んで祝福なさるでしょうか。

四番目に、言葉で表現できない牧者に現われる御力を見るようになることです。
神様は霊の訓練を通して、聖書に記された創造の御力と、時間と空間を超えた御力のわざを施せるように祝福してくださいました。
昨年は空間移動の訓練とかみ合わさり、トンボの群れの出現、気温と風の調節、台風の消滅はもちろん、人の心を動かす御力のわざを体験するようになさいました。
新年は、神様の愛と公義のうちに自然の法則と災害、災いに至るまで、すべてをつかさどる御力が牧者に現われ、神様の摂理がさらにすみやかに成し遂げられるでしょう。

愛する聖徒の皆さん、
水が海をおおうように、神様の御力で聖潔の福音が地の果てまで伝えられて、全世界の万民が救いに至っている終わりの時です。したがって、再び来られる主を明らかに信じて、喜んで迎えられるように、聖められることはもちろん、与えられた使命をよく果たして、新しいエルサレムに入れる資格を備えるためにさらに努められますよう、主の御名で祈ります。

2008.1.1
堂会長イ.ジェロク牧師