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ニュース > フォーカス
| 万民ニュース   第 68 号 | HIT 10377 | DATE 2008-12-07
 
長く覚えるべき「収穫感謝祭」の精神



今日でもアメリカでは収穫感謝祭を盛大に祝うが、このように国家的な祝日になったのには、それほどの理由がある。
聖書のみことばどおりに敬虔に生活しようとする清教徒と、すでに形式主義的な信仰生活に慣れていたイギリスの国教徒の間には、多くの信仰の葛藤があった。イギリスの国王は清教徒を認めなかったので、信仰の自由がなかった。それで、彼らは信仰を守るためにオランダに渡った。オランダでの生活はつらくて、もっと苦しかった。
それで1620年、苦労して働いて稼いだお金で清教徒たちはメイフラワー号を買い取り、信仰の自由を求めて新大陸アメリカに行く。ところが、アメリカの北東部プリマスに到着した彼らのほとんどが、困難な航海に続く厳しい冬の寒さと飢えで死んでいった。この時、苦しんでいた彼らにインディアンたちはとうもろこしなどの穀物を持って来て、農作の方法を教えてくれる。
翌年、豊かな穀物を収穫した清教徒たちは、最初の収穫をまず神様に差し出し、感謝の礼拝をささげた。信仰を守るために新大陸に来て、寒さと飢え、病気などの死線を越えて尊い実を得るまでともにおられた神様に感謝したのだ。そしてインディアンたちを招待して、収穫した穀物と七面鳥を一緒に食べながら、新大陸での初めての収穫感謝祭を祝う。
これがアメリカの収穫感謝祭の由来である。このような清教徒の精神で国が建てられたのだ。今日を生きている私たちも、最初の収穫感謝祭を祝った清教徒の精神を思い起こして、すべての点で感謝して、祝福された人生になりたいものだ。


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